釈尊の弟子である「貧しい女性」の説話を題材にした創作物語です。 今回の物語では、貧女を“少女・ナンダ”として創作しました。ナンダが供養した明かりはささやかなものでしたが、大風の中でも決して消えることはありませんでした。 ナンダが供養した明かりには“一切衆生の救済を目指す仏の大願に連なり、自分もその行動に尽くしたい”というナンダの強い願いが込められていたからこそ消えなかったと、釈尊は教え、ナンダの成仏を約束されたのです。