「転重軽受(てんじゅうきょうじゅ)」ってどういう意味?
私たちは、信心に励んでいても、人生の苦難に直面することがあります。また、広宣流布のために戦うと、それを妨げようとする障魔が起こり、難にあいます。
大聖人は、このような苦難に出あって宿命転換できるのは、むしろ「転重軽受」の功徳であると教えられています。
・転重軽受とはどういう意味ですか?
転重軽受とは、「重きを転じて軽く受く」と読みます。
過去世の重い罪業によって、今世だけでなく、未来世にわたって、重い苦しみの報いを受けていかなくてはならないところを、現世に正法を信じ、広めると、その実践の功徳力によって、重罪の報いを一時に軽く受けて、罪業をすべて消滅させることができるのです。