勤行の時、どこを見て祈ればいいの?
御本尊のどこを拝して勤行をしても大丈夫。中央の南無妙法蓮華経の文字のあたりでもいいし、全体を拝しながらでもいいです。
池田先生もこのように教えられています。「端座して(きちんとした姿で)御本尊に向かい、御本尊を信じて題目を唱えていく――そういうひたむきな信心の姿勢こそが大事であって、どこを見て拝みなさいとは、御書には書かれていない。窮屈なきまりなど、ないのです」
・御本尊様を信じて真剣に題目を唱えることが大事なんですね。
目は、はっきりと開いて御本尊を正視したほうがいいですが、それもあまり神経質になる必要はありません。
もちろん、目が不自由な人は、御本尊を心に思い浮かべて祈っていけばいいんです。真剣な信心があれば、祈りは全部、御本尊に通じていきます。